大人を対象とした3つの日本語講座に、中野保健所 結核・感染症予防係の方が来て「やさしい日本語」で結核検査の呼びかけを行いました。結核の罹患者数は減っているものの、日本へ来てから結核を発症する外国出身者の割合は日本人より高く、毎年9月24日~30日が「結核・呼吸器感染症予防週間」となっており、中野区保健所では無料でエックス線検査ができるそうです。スライドもチラシも「やさしい日本語」になっており、わかりやすく説明され、日本語学習者も真剣な表情で聞いていました。さっそく19日には、約10人の日本語学習者が訪れ、検査をすることができたそうです。
中野区国際交流協会では、中野区の職員を対象とした「やさしい日本語講座」を中野区からの委託を受け2021年度から開催しており、外国の方に直接対応する部署の方々が「やさしい日本語」を学び実践してくださっています。
中野区国際交流協会には、日々「日本語を学びたい」と外国の方がやってきます。日本語を学習する方の多くは、来日半年程度の方々です。「やさしい日本語」で伝える取り組みが、これからも広がればと願っています。