中野区国際交流協会（ANIC）

11月9日（土）なかのZERO西館で「外国人のための専門家相談会」を実施しました。この相談会は、東京外国人支援ネットワークに所属している自治体や団体がリレー方式で行っている相談会で、中野では例年この時期に実施しています。

今年は入管法改正の影響か例年に比べ忙しく9か国22件の相談がありました。相談内容はビザに関することが最も多く、家族や仕事の相談もあり、8言語18人の通訳ボランティアの方にご協力いただきました。

外国人の定住化が進む中で、「母語でなく、日本語で相談したい」という方も増えてきています。そういった方に対応するため、ANICでは2010年から通訳の中に「やさしいにほんご」を取り入れています。通訳は、ANICの日本語講座で長年日本語ボランティアを教えている方にお願いしていますが、今年は「やさしいにほんご」通訳が不足する事態となりました。

来年は「やさしいにほんご」通訳の増員が必要となりそうです。